Heroku とは

Heroku はコンテナベースのクラウド型 PaaS(サービスとしてのプラットフォーム)です。多くの開発者がこのプラットフォームを使って最新鋭のアプリをデプロイ、管理、スケールしています。使いやすいだけでなく、効率性と柔軟性にも優れているため、非常に簡単にアプリを市場に投入できます。

Heroku はフルマネージドのプラットフォームであるため、開発者がサーバーやハードウェア、インフラストラクチャの管理に煩わされることなく、製品開発に没頭できます。サービスやツール、ワークフロー、多言語対応など、あらゆる面が開発者の生産性を高めることを目指した設計になっています。

Heroku の製品価格設定対応言語Elements マーケットプレイスをぜひ一度ご覧ください。

また、Heroku はさまざまなお客様やパートナーと連携しています。デジタル企業やソフトウェア開発会社パートナー大企業のそれぞれに Heroku がどのようなメリットをもたらすかををご確認ください。

Heroku brand art

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デザインは Heroku の DNA の一部で、私たちのなすことすべての中心を占めています。私たちは実用性・平易さ・上品さ・上質さを基本理念として仕事に取り組んでいます。Heroku の一人ひとり皆が詳細を気にして、Heroku の経験に寄与しています。

Roberta Carraro デザイン/UX 部門前責任者

Heroku の信念

Heroku では、良質なアプリは生産的でインスピレーションに溢れる開発者からしか生まれないと考えています。だからこそ、開発者にとっての利便性を限界まで追求したプラットフォーム、エコシステム、ツールの開発を重視しているのです。このプラットフォームはあらゆる面で、雑務を削減して生産性を最大化できるツールを提供できるよう設計されています。

開発者の生産性を強化

Heroku のプラットフォームには価値の高い機能が備わっており、サーバーの設定やネットワーク管理、最新版のデータベースの調整方法などを学ぶ必要がありません。面倒な作業に煩わされることがなくなり、開発者が良質なアプリを構築するという得意分野に専念できます。

配慮が行き届いた設計

Heroku のユーザーエクスペリエンスは、機能からツール、ワークフローまで、あらゆる面で開発者が快適に作業を進め、生産性を最大化できるように細部まで考慮して設計されています。

開発者にとっての利便性を追求

新しいアイデアをテストするときでも、ビジネスに必須のアプリをデプロイするときでも、Heroku を使えばアプリ開発が単なる仕事以上のものに変わります。自分の業務に専念して最高の成果物を生み出せるため、仕事にやりがいを感じられるようになるはずです。

Heroku プラットフォームの詳細はこちら

Heroku で処理されるリクエストの件数は 1 日 600 億以上

1 秒間に 60 万以上のリクエストを処理。

Heroku のスタッフ

Heroku は 300 人以上の優秀で勤勉なスタッフが開発、メンテナンス、管理を行っています。Herokai(Heroku スタッフ)は技術面や運用面の知識が特に豊富で、お客様の成功を第一に考えており、開発者の業務から面倒な問題を取り除き、優れたアプリの開発に集中してもらうことを共通の目的に掲げています。

Heroku で働く理由

スタッフに聞くと、理由としてさまざまな答えが返ってくるでしょう。開発者の技術革新に対する熱意であったり、良質なユーザーエクスペリエンスをデザインしたいという思いであったり、世界クラスのさまざまな同僚がいることであったりしますが、特に重要な理由は以下のとおりです

  • コラボレーション重視で楽しく柔軟な企業文化
  • 仕事が挑戦と成長のチャンスになる
  • チームのノウハウがさまざまなオープンソースプロジェクトに生かされている
  • 会社が従業員の仕事とプライベートの充足に投資している
  • 製品が業界トップ

Heroku は Salesforce の一事業部門です。Salesforce の傘下に加わったことにより、開発者、企業、アプリ市場でいっそう大きな貢献が可能になりました。

私たちと一緒に働いてみませんか?

求人を見る

  • この会社では、毎日が成長とコラボレーションのチャンスにあふれています。

    Natalie Malloy マーケティングプログラム & 広報ディレクター
  • 優秀な仲間と優れた製品が仕事の満足感を飛躍的に高めてくれます。

    Joe Kutner Java 言語責任者
  • とてもスマートで好奇心と思いやりに溢れる仲間と、誇れる仕事にいつも取り組んでいます。一緒に働けることが喜びになる人たちです。

    Alasdair Monk UX アーキテクト
  • 私が Heroku に入ったときはまだ 20 人にも満たないチームでしたが、そのころから、他者への共感などの基本的価値観は変わっていません。あらゆるエンジニアが顧客第一の姿勢でお客様の問題を解決できるところがすばらしいです。

    Terence Lee 言語チーム主要メンバー

Heroku のエコシステム

開発者の生産性を高める取り組みの一環として、Heroku はコードやツール、サービスを追加してランタイムプラットフォームを拡張し、アプリ開発を高速化できるようになっています。個人の開発者から知名度の高い IT 企業まで、さまざまな貢献者が Heroku Elements マーケットプレイスのコミュニティで多数のリソースを公開しています。

Heroku のチームは、開発者向けの技術リソースに追加できる新しいコンテンツがないか、常に模索しています。このエコシステムには、以下の 2 つの方法で参加できます。

Heroku のエコシステムパートナーになる

Heroku のエコシステムパートナー(旧称:アドオンプロバイダー)とは、Heroku の開発者にフルマネージドの技術ソリューションを提供するサービスベンダーのことを指します。エコシステムパートナーになると、開発したクラウドサービスや新技術、ベストプラクティスを実際に必要としているユーザーに届けることができるようになります。Elements マーケットプレイスには現在 200 種類以上の Heroku アドオンが公開されています。

Heroku ボタンやビルドパックを提供する

Heroku をご利用の開発者は、コミュニティでオープンソースソリューションを公開しています。Heroku ボタンは、自分のコードを他のユーザーがクリック 1 回で簡単に実装できるようにする機能です。ビルドパックは、Heroku のビルドシステムを拡張し、カスタムビルドや任意の言語に対応できるようにするツールです。Elements マーケットプレイスには現在、Heroku ボタン が 7,200 以上、Heroku ビルドパック が 5,400 以上公開されています。

Heroku Elements の閲覧

「Heroku Elements は、開発者が New Relic などの add-on サービスを発見し、ソフトウェアアナリティクスなどの力を活用できるようにすることにかけては、最先端の技術を象徴しています。」

John Gray
New Relic 社ビジネス開発担当上級副社長
New Relic APM add-on →

Heroku をご利用のお客様

世界中の開発者が Heroku を使って最新鋭のアプリ開発の手法を積極的に取り入れ、良質なデジタルエクスペリエンスを生み出しています。Heroku で作成されたアプリの数は 1,300 万以上にのぼっており、1 日あたり数十億件のリクエストが処理されています。Heroku のお客様はスタートアップから業界最大手の企業まで多岐にわたっており、こうしたお客様の事例が次世代の画期的なアプリが生まれるきっかけになっています。

お客様事例はこちら

「Heroku は私たちのサービスを稼働させるのにスケーラブルで長い間使えるソリューションを提供してくれます。ビジネスの成長に合わせてプロバイダを変えてゆく必要はありません。」

Justin Kestler
LitCharts 社共同創業者
LitCharts 様事例→

「Heroku があれば専任の DevOps チームは必要ありません。革新の歩みを留めることなく、私たちのエンジニアは、お客様にとって最高の経験を構築することに集中することができます。」

Jonathan Lister Parsons
PensionBee 社 CTO
PensionBee 様事例→

「Heroku を利用する最大の利点は、より多くの機能を、そしてより多くの競合を押しのけることができることです。私たちは、インフラストラクチャを心配するのにエンジニアの時間を費やすことなく、核心となる仕事に集中することができます。」

Isaac Slavitt
DrivenData 社共同創業者兼データサイエンティスト
DrivenData 様事例→

Heroku の歴史

Heroku は 2007 年に Orion Henry、James Lindenbaum、Adam Wiggins が共同で設立しました。2011 年、Salesforce によって買収されたため、Heroku プラットフォームは現在 Salesforce プラットフォームの一部となっています。

2007

2007 年 7 月

James Lindenbaum、Adam Wiggins、Orion Henry が Heroku を設立

2009

2009 年 4 月

Ruby 対応で Heroku が商用サービスを開始

2010

2010 年 5 月

Heroku で運用されるアプリ数が 60,000 個を突破

2010 年 9 月

Heroku アドオンを導入

2010 年 11 月

PostgreSQL Database アドオンをリリース

2010 年 12 月

Salesforce.com が Heroku を買収

2011

2011 年 11 月

Heroku Postgres をスタンドアロン製品としてリリース

2012

2012 年 1 月

Twelve-Factor アプリを公開。PaaS の方法論を確立

2012 年 9 月

Heroku ダッシュボードを導入

2014

2014 年 5 月

Heroku プラットフォーム API をリリース

Heroku Connect を導入

2014 年 9 月

Heroku DX(Heroku 開発者環境) を導入

2014 年 12 月

HTTP Git を導入

2015

2015 年 2 月

Heroku Enterprise をリリース

2015 年 4 月

Heroku Elements マーケットプレイスをリリース

2015 年 5 月

Docker に対応

2015 年 6 月

Heroku Redis をリリース

2015 年 9 月

Heroku Flow をリリース(Heroku Pipeline、Heroku Review Apps、GitHub との同期)

2016

2016 年 1 月

Heroku Private Spaces をリリース

2016 年 6 月

Heroku Teams をリリース

2017

2017 年 5 月

Heroku CI をリリース

2017 年 6 月

規制準拠の必要なアプリのための Heroku Shield をリリース

2017 年 11 月

Heroku Shield のPCI 準拠

2018

2018 年 3 月

oclif CLI framework のオープンソース

2018 年 6 月

Heroku Shield Connect をリリース

2018 年 8 月

Heroku achieves ISO and SOC2 Type I 認証

2019

2019 年 4 月

新しい Dataclips をリリース

2019 年 5 月

Heroku Postgres via PrivateLink の一般公開

2020

2020 年 10 月

Heroku Streaming Data Connectors の一般公開

2021

2021 年 4 月

すべてのお客様が、より多種の多要素認証 (MFA) を利用可能

2022

2022 年 9 月

Heroku と GitHub が協力し Student Developer Program を提供

2022 年 11 月

Eco・Mini Plan の一般公開

2023

2023 年 8 月

カードを利用のお客様に Heroku CI と Heroku Teams が無料に

インド、カナダ、シンガポール、イギリスでも Heroku Private Spaces が利用可能に

2023 年 10 月

Heroku Postgres の pgvector 拡張のローンチ

2023 年 11 月

AWS Marketplace への Heroku の出品を AWS re:Invent で発表

2024

2024 年 6 月

Platinum Member として Heroku が CNCF に参加

アプリの開発、テスト、監視、管理に役立つ add-on サービスは 200 種以上。