Heroku と Salesforce のデータをスムーズに同期
Heroku Connect では、Salesforce 環境とデータを共有する Heroku アプリを簡単に開発できます。Salesforce と Heroku Postgres を双方向に同期することによって、Postgres データベースのデータと、Salesforce データベースの連絡先や取引先、カスタムオブジェクトなどのデータを統合できます。サービスの立ち上げから提供に至るまでのすべてがマウス操作で簡単に行えるため、コード作成や複雑な設定は不要です。
Heroku と Salesforce の両方の利点を生かしたアプリ開発
Heroku Postgres と Salesforce のデータを統合することで、 Lightning Platform と Heroku 両方の機能を簡単に活用できます。 Rails、Node.js、Python といった標準的なオープンソーススタックを使用して開発されたアプリをネイティブに Postgres と接続し、そこから Heroku Connect を介して Salesforce に統合できます。 SQL を書くのと同じくらい簡単に、アプリに顧客データを組み込んで拡張できるのです。
Heroku 外部オブジェクト
Heroku 外部オブジェクトを使用すると、Heroku Postgres データベースのデータを Salesforce 環境内で作成、表示、更新、削除できます。Heroku で高度なアプリを作成し、そのアプリのデータを Salesforce での業務に利用できるので、Heroku Postgres にあらゆるデータを保管しながら、両者をあたかも 1 つのもののように感じることができます。
アプリのデータから製品データ、センサーのデータ、顧客データまで、Heroku Postgres のあらゆるデータを簡単なマウス操作で Salesforce に組み込むことができます。新しいアーキテクチャとなる Heroku 外部オブジェクトを使えば、あらゆる業務システム全体で一貫性のあるカスタマーエクスペリエンスを備えた魅力的なアプリを構築することが可能です。Salesforce Connect と併用できる Heroku 外部オブジェクトは、Heroku Connect の一部として利用できます。
Salesforce のデータを利用する規制準拠アプリ
Heroku Shield Connect* によって、機密性の高いデータを Salesforce と共有する、規制に準拠する必要がある環境の Heroku アプリが構築できます。Salesforce と Shield Postgres との双方向の同期によって、お客様の CRM を Heroku アプリに拡張し、コンタクト先、アカウント情報、その他のカスタムオブジェクトを含む保護対象保険情報 (PHI) や個人情報 (PII) をセキュアな環境内で安全に共有できます。Shield Connect は、医療やライフサイエンスなど規制に準拠する必要がある業界向けの、厳格な HIPAA に準拠した魅力的なアプリの構築の構築を容易にします。Shield Connect は、複雑な規制への準拠をシンプルにするようデザインされた Heroku Shield サービスの一部です。Heroku の規制準拠プログラムや認証についての詳細については、規制準拠のページをご覧ください。
開発のシンプルさとケーラビリティ
Heroku では、任意のスタックや言語を選んで開発業務を進めることができるほか、豊富なアドオンが用意されており、Mongo、New Relic、Redis といった人気のツールやデータベースをアプリに簡単に追加できます。Heroku が 1 日に処理するトランザクション数は 600 億件に達し、その中には Bonobos、Upworthy といった大規模な消費者向けサイトのトランザクションも含まれています。特に要求が厳しく、膨大な量のデータを扱う顧客向けアプリケーションにも対応できるスケーラビリティを備えていることが実証されているのです。
Heroku で魅力あふれるアプリを構築
Salesforce を使った業務プロセスにすばやくリンク
マウス操作による
簡単設定
Heroku Connect は、開発者でも Salesforce のビジネスユーザーでも簡単に扱える Web UI で設定、管理を行えます。参照のみモード、参照/編集モードを選べるほか、必要に応じて Salesforce のオブジェクトや項目をマッピングすることもできます。Postgres 内に Salesforce のデータモデルの複製が作られるため、Salesforce の標準オブ ジェクトやカスタムオブジェクトをすべて利用できます。
Lightning Platform との連携を最適化
Heroku Connect では、SOAP・Bulk・ストリーミングやその他のバッチプロセスなど、さまざまな形で Heroku Postgres データベースと Lightning Platform API との間の連携が最適化されています。 システム間で関連付けるオブジェクトや属性を選んで確定すると自動で同期が行われ、Lightning Platform と Heroku プラットフォームの間でアプリケーションデータの整合性を確保することができます。
スムーズな開発体験
Heroku Connect なら Salesforce API のやり取りとアプリケーションコードを明確に切り離すことができるほか、最先端のオープンソースデータベースである Postgres を採用している Heroku でアプリケーションを開発できます。標準的な SQL を使って Postgres 内でデータを変換できるだけでなく、詳細なログや登録通知、構成ファイルによる複数環境間での設定の共有など、開発者目線の機能を使えば開発業務を効率化するこ とも可能です。
Heroku Postgres の強みを生かす
Heroku Postgres は、面倒なデータベース管理に悩まされることなく、アプリケ ーション開発に集中できる SQL 方式の DaaS（サービスとしてのデータベース）です。フ ォーク、フォロー、データのロールバック、Dataclips、マルチイングレスといった機能を備え、非常に扱いやすく強力なデータベースとなっています。データが常に保護され、 自動的にヘルスチェックが行われるほか、最高水準の可用性が確保されるので、スムーズ にスケールできます。
Postgres のデータと Salesforce の業務プロセスの連携
Heroku External Objects を使うと、Heroku Postgres に保管されているアプリ データを Salesforce に組み込み、サービスケース管理などの業務プロセスに活用するこ とができます。具体的には、E コマースの注文情報、外部デバイスの状態、サービスリク エストなどを閲覧、更新できます。Postgres のデータは外部オブジェクトとして組み込まれ、アクセス時に照会されるので、参照によるリアルタイムの連携がスムーズになり、 無駄なコピー作業が発生することなく最新のデータを参照できます。
反復の自動化
Heroku Connect では、API を使って同期操作の作成、管理、監視を自動化できます。この機能は、開発環境、ステージング環境、運用環境の設定の共有、複数の Salesforce 環境にまたがる接続の管理、Heroku Connect のステータスと既存の業務システムやアラート機能との連携など、反復的な自動化が強く求められるタスクに最適です。
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連携のためのコード無しでデータを同期
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マウス操作による簡単設定
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無料版で機能検証 (PoC)
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