継続的デリバリーとは、大太鼓を 1 回ドンと叩くのではなく、小太鼓を絶え間なく叩き続けるようにアプリケーションをリリースし続けるという考え方です。これにより、従来のリリースプロセスを途切れさせることなく、エンジニアリング組織、エンドユーザー、事業のステークホルダーに、絶え間なく利益がもたらされます。

アプリケーションの品質向上

プロセスの繰り返しにかかる時間が短くなるということは、開発者が品質の高いコードの記述により多くの時間をかけ、集中できるようになるということを意味します。これは、バグやトラブルの本質的な削減につながります。規則正しいペースでリリースすれば、製品チームは、リリースとリリースの間に、ユーザーのフィードバックを取り込むことができ、アプリケーションの機能セットやユーザーエクスペリエンスに磨きをかけ、顧客満足度を向上させることができます。

市場投入までの期間の短縮

継続的デリバリーにより、企業はアプリケーションの新しい機能や更新プログラムを迅速にカスタマーのもとへ配信し、競争力を保ち続けることができます。また、エンジニアリングチームは、ビジネスニーズや市場トレンドの変化を敏感に捉え、未実装の機能に上手く対応して、必要なときにすぐアプリケーションの修正プログラムをリリースする能力が高まります。

チームの生産性向上

プロセスや環境を自動化することで、従来、手作業のテストにかかっていた時間や費用が削減されます。これにより、アプリケーション開発者は、一番得意とするもの、つまり開発に集中できるようになります。また、チームの作業ペースが加速し、会社にもたらされる価値が増え、より効率的に協力して問題を解決できるようになります。さらに、設計から、製造、マーケティングに至るまで、プロジェクトのあらゆるメンバーが、すばやく変化を確認し、プロセスの各ステップで、意思決定に参加できるようになります。

リリースのリスクを低減

リリースの頻度を高めることで、開発プロセスの早い時期に問題を発見し、解決できるようになります。つまり、コードの欠陥が本番環境まで残る可能性が低くなります。コードベースはきれいなまま、いつでもリリース可能な状態に保たれます。また、継続的デリバリーでは、デプロイプロセスやスクリプトのテストも、早い時期から、本稼働が始まる前に繰り返し行われます。