Autifyの近澤さんによるスタートアップのお話

Hosted by 永野 智, with guest Ryo Chikazawa.

このエピソードは、Heroku in the Wild、がテーマとなります。Autify株式会社の近澤さんをゲストに迎えて、お送りいたします。


ショー・ノート

  • 自己紹介
  • Autifyの創業について、名前の由来、開発動機
  • サービスの特徴
  • なぜHerokuを利用したのか
  • Autify以前の活動
  • Autifyのチームについて
  • 今後の展望

トランスクリプト

永野: 私はSalesforceのHeroku営業本部で日本と韓国の営業統括をしている永野智です。このエピソードはHeroku In the Wildがテーマとなります。ゲストとしてAutify株式会社の近澤さんをゲストに迎えてお送りいたします。近澤さん宜しくお願いいたしますよろしくお願いします。

近澤: よろしくお願いいたします。

永野: はいどうもありがとうございます。突然ご出演いただくっていう形で話させていただいて、快諾していただいて非常にありがたく思っております。

近澤: とんでもないです。ありがとうございます、こちらこそ。貴重な機会いただきまして。

永野: ありがとうございます。じゃちょっと自己紹介をお願いできますか。

近澤: はい。Autify株式会社の代表をしております、近澤と申します。私自身ですね、エンジニアとして10年以上主にWeb系の開発関わってきまして、日本とシンガポールとアメリカ サンフランシスコの3カ国でエンジニアとして働いてきました。で、その中でですね、やはりこうテスト、ソフトウエアのテストというところは非常にどの国でも課題が強くてですね、その中でそのテストをうまく自動化して、世界に対して大きなインパクト出せないかと思って、このAutifyというテストの自動化製品の開発に着手しまして、こちらの今代表をさせていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。

永野: よろしくお願いします、ありがとうございます。先日近澤さんとは、TechCrunchでお会いさせていただいて。TechCrunchに出ようと思ったきっかけって何だったんですか。

近澤: そうですね、ピッチイベントってそんなに多く出てないんですけれども。正直そのAutifyかなり成熟してきたといいますか、プロダクトもできあがってきて、かなり多くの方にお使いいただき始めて、今なら勝てるんじゃないかなと思ったところで、TechCrunch Tokyoのピッチに出させていただいた次第でした。

永野: そうなんですね。やっぱり私実際そのスタートアップを企業したこともないので、あれなんですけど、スタートアップの方たちにとっては結構やっぱり大きなイベントって感じなんですか。

近澤: そうですね。ピッチイベントいくつかある中で、もう一番大きいものの一つという認識なので、やはりTechCrunch Tokyoで一番を取れれば日本のスタートアップとしては一つこうなんでしょう、その認められたといいますか、そういったものがあるんじゃないかなと思ってますね。

永野: なるほどなるほど。今日はちょっといろいろ、そういうスタートアップ企業とかそういうところから、お話し聞きたいなと思ってるんですけど。はいAutifyっていつ創業ですか。

近澤: 創業自体は実は2016年、17年に遡るんですけれど、もともと私がサンフランシスコでスタートアップでエンジニアとして働いてたときに、会社を辞めてアメリカで創業した会社でして。そもそもは全然違うことしてたんですね。最初、翻訳のツールみたいなものを作ってまして。で、そこからこういろいろ事業をいろいろ試していく中で、Autifyのアイデアにたどり着きまして。実際にAutifyをやると決めたのは、去年の11月の頭ですね。なので、まだ一年ちょっとしか経ってないんですけれども。そこから12月頭ぐらいから本格的に開発着手して、今年の3月1日にベータリリースをして、ちょうど10月にオフィシャルローンチ、リリースしたというところで、結構Autify自体はまだできたてホヤホヤという形ですね。

永野: でもやっぱり、こうアイデアとかもずっとこう積み上げたものが、一気に爆発したって感じなんですかね。

近澤: はい、どうやってこのアイデアにたどり着いたかってお話しすると、結構長くはなるんですけれども。かいつまんでお話しすると、去年の中ごろにですね、Alchemist Acceleratorという、アメリカのサンフランシスコを拠点にしましたスタートアップアクセラレータ、ベンチャーの支援プログラムみたいなものがありまして、こちらに合格して、サンフランシスコでその間ビジネスアイデアを練っている期間があったんですね。で、その中でこういろいろな方々とお話ししていく中で、皆さん結構共通しておっしゃられている課題というのを見つけまして。で、それがテストの自動化に対するヒアリングとかをさせていただいたんですけれども。皆さん、やはりこう、テスト自動化するってなると、エンジニアのリソースがかかるので、なかなか人手が足りない。そもそも自動化できる人も少ない。そういうリソースの課題と、あと自動化するとメンテナンスが大変と、皆さんおっしゃるんですね。特にユーザインターフェースとかドンドン変わるので、それにテストコードも追従してかなきゃいけない、というところで、この2件の課題をほんとに皆さん多く云ってたことがわかりまして。で、そこから逆算して、Autifyのソリューションをプレゼンテーションにしたところ、製品がなくても契約いただきまして。これは何かある、遂に見つけた感がありまして。でそこからこう急ピッチで開発を進めてって今に至ったという形ですね。

永野: じゃやっぱりその時のアクセラレータープログラムの仲間みたいなところから派生して、これいいんじゃないかっていうのをつかめてきた感じなんですかね。

近澤: そうですね。仲間とこう切磋琢磨して、競い合うじゃないですけれども、そういったところでこう、いろいろアイデアをブラッシュアップしてたりとか。あとやっぱり、実際にほんとに営業活動をすごいしてたんですね。なんでしょう。アルケミストに入って、最初はAutifyとちょっと毛色が違う、テスト自動化製品をこう試してまして、そちらをやるんでぜひこう買って下さいという、実際の営業活動ですね、アメリカでやってまして。で、その中で皆さんのなんでしょう、この製品は買わないけど、こういうこと困ってるよ、みたいな声をですね、全て拾いあげたら、ここにたどり着いたという形ですね。

永野: なるほど。実際にベータというか、開発着手してからも、結構いろいろなフィードバックを受けてたんですか。

近澤: まさしくそうですね。はい。で、やはりこうスタートアップで、いわゆるプロダクトマーケットフィットって呼ばれるステージがあるんですけれども。要は、製品がマーケットに受け入れられたという、そういった状態を指す言葉なんですけれども。そのプロダクトマーケットフィット達成するまでは、特にユーザーの声非常に重要ですと。特にユーザーとですね、密接にコミュニケーションとって、何に困ってるのか、何が本当に必要なのかっていう、ヒアリングは凄い大事なんですね。っていう中で、われわれ最初にご契約いただいた会社様とか、その後ご契約いただいた会社様ですね。もうほんとに、月一以上でヒアリングを重ねていって。今何が欲しいですかというところで、リクエストいただいて、それによってこう機能拡張していった、という形なので。何とかわれわれのほうでこうなんでしょう、こういう機能あったらみんなうれしいよね、みたいな形で作った機能ってほとんどなくて。全てが、皆様からのリクエストによって作られた機能って形ですね。

永野: なるほどねえ。ちなみにこの名前の由来っていうのは何ですか。

近澤: はい。Autify - AutomateとSimplifyを重ね合わせて、Autifyにしたって形で。やはり自動化って、非常に複雑になりがちなので、それをシンプルに誰でも簡単にできるというのを目指して、Autifyって名前にしました。

永野: 何となくHerokuとストーリーにも近いものがありますかね。

近澤: なるほど。Herokuって、たしか日本語的な響きで、みたいな感じじゃないですか。

永野: 実はですね、Herokuの名前の由来って2パターンありまして、Marketing Approvedなのと、それから本当のものとありまして。Marketing Approvedなのは、開発者をHeroにして、しかもHaikuのようにシンプルなものを提供します、それを合わせてHerokuっていうふうにいいますっていうね。で、それで私営業なので、お客さまに話してるんですけど。実は、本当は違っててですね、もうご存じだと思うんですけれども、Herokuの創業者、Rubyの開発が3人で作ってる会社でして、その一人ジェームスはMBAとって、あまり開発者とはちょっと違いますけど。日本のリスペクト、やっぱMatzとかに対してあるので、日本語の名前を作りたいねと。会社の名前にしたいなあと思って、なんか名前ジェネレーターみたいなものを作ってですね、それで作ったらHerokuだったっていうそれだけ。

近澤: それ凄いですね。

永野: でしかも、そのHerokuっていう名前自体が、日本語でも何でもないってこと全然分かんない。取りあえず、これでやっているので進めちゃったらしいんです。

近澤: なるほど。面白いですね(笑)。何の意味があるのかなって、結構ね、皆さん疑問に思われますよね、Heroku。

永野: そうなんですよね。だからなんかAdamだったか、それを暴露してるのがまだ残ってるらしくて。そこに書いてましたね。Autify、実際にサービスの特徴として、テストの自動化っていうところが、レコーディングみたいなツールを使うことによって、もうドンドンドンドンこうなんですかね、対応ができるように自動化できるようにしていますよ、みたいなところ特徴だと思うんですけれども。

近澤: はい。

永野: 実際にこの、Autifyの売りみたいなところって、何点かお願いします。

近澤: はい。売りとしては、主に先程申し上げた、二点の課題をシンプルに解決しますというところで。そもそも、自動化のリソースが足りない、自動化できる人材が限られているっていう課題がまず一つありまして。で、それに対しては誰でも簡単に自動化できるようにしました。そこが今、永野さんもおっしゃっていただいた、簡単にこうポチポチポチっと、マニュアル操作、マニュアルテストするように、操作していただければ、自動化が誰でもできます。技術的な知識はいりません、というところがまず一点目ですね。

近澤: で、二点目のメンテナンスの方に対して、我々AI使っていますというところでして。AIが何をしているかというと、コードの変更ですね、捉えて、これエンジニア向けのポットキャストだから技術的な話をしていい感じですよね。

永野: どうぞどうぞ。

近澤: セレニウムとか使って自動化すると、これエンドツーエンドのテストの自動化の製品なので、セレニウムとか使ってやると、クリックする要素とか指定するのって、要素のIDとか、クラス名とか、Xパスとか指定してやると思うんですけど、これってちょっとでもコードが変わると、すぐ壊れちゃうんですよね。で、前の要素探そうとして、その要素が見つからないというエラーになると。で、これがエンドツーエンドのテストの自動化、失敗の七割の原因なんですね。そこへ使ってやりましょうと。要は、見た目的に、人間が認識できる違いであれば、それをAIに吸収させて、コードがいくら変わってたとしても、その同じボタンないしは同じフォーム要素っての、ちゃんと操作できるようにしましょうってのが、このAutifyのAIのアプローチで、それによってこのテストコードのメンテナンスみたいなところから、解放してあげようってのが2点目のソリューションです。

近澤: で、もう一点大きいところが、クロスブラウザでして。特にウェブのアプリケーションを対象にした自動化製品なんですけれども、Autifyは。ウェブのアプリケーションの場合って、Chromeで動いてますって確認した後に、IEで壊れてますみたいなのはよくある話で。同じ作業ですね、いろいろなブラウザで試さなきゃいけないと。PCだけじゃなくてスマートフォンとかもやっぱりあるので、それをですねAutifyの場合だったら、これとこれとこの環境でチェックするみたいな形で選んでいただければ、一回作ったシナリオが一度にクロスブラウザで流せるというのはもう一つの特徴になります。

永野: はい、ありがとうございます。確かにセレニウムってなんかブラウザが違うとドライバインストールみたいなもんなのか必要だったと思うんですけど。

近澤: そうですね。

永野: ああいうのも、Autify要らないってことですかね。

近澤: 用意していただくものは何もなくて。Autifyのアカウントと、Chromeのエクステンションがあれば良いと。裏側でそのブラウザの差異とかドライバの差異みたいなのはうちで全部吸収してる感じですね。

永野: なるほどね。何かTechCrunchの時には、(株式会社)SHIFTとどう違うのみたいなことを言ってたきがするんですが。あれについてはコメントありますか。

近澤: えーっとですね、違いが何かというと、SHIFTさん、要はコンサルティングがメーンで、テストの部分は基本的にはBPOで、人手をこう派遣するというところで。マニュアルテストというところがメインになるんですけれども。我々基本的にはツールを提供する会社ですので。ツールによって、その間にある部分を自動化できるところはしていこういうところでして。ご質問いただいたところって、こうなんかどうやって倒すの、みたいなこと言われたんですけれども。我々としては、別に、その競合といいますか、むしろビジネスパートナーにもなりうるんじゃないかなと思ってまして。我々が得意とするところは自動化ということで、SHIFTさんはテストの全体のコンサルみたいなところもあるので。ビジネスの経路がそもそも違うところが大きな違いかなと思いますね。

永野: そうですよね。僕も観客席で聞いてて、いやあのSHIFTさんはお客さんになると思いますって、なんで言わないのかなって思ってました。

近澤: 答えにくい質問で、なんて答えたらいいのか。ちょっと最初からねパートナーになりますって言えばよかったなと思って。最後にね、協業もありえるんですねと言われたんで、そうそうなんですよって。最初から言えばよかったです。

永野: うんそうですね。実際サービスを作るときに、Herokuも一部使っていただいてたりとかしたんですか。

近澤: そうですね。はい。特にHeroku、創業期はもうオールHerokuで、今は一部Herokuって形で。特にやっぱりスタートアップの初期フェーズにおいて、アプリケーションのインフラに避ける時間って限られてると思っていて。例えばAWSとか使って、組んで、できるんですけど、意外とやっぱりその管理ってしんどいと思っていて。Elastic Beanstalkとかも使ってた、使っているんですけれども、結構そんなシンプルではないというところで。HerokuであればGit pushするだけで出せるし。Githubと連携すれば勝手に出るので。場所は何も考えなくていいというのは、スタートアップの創業期においてはこれほど重要なことはないと思いますねはい。

永野: はい、うん。実際にスタートアップの方からそういっていただけると、非常にありがたいですよね。特にやっぱりAWS使えばクラウドなんだろうっていう感じで考えられてる方も結構いらっしゃるんですけど。多分触れば触るほどそうじゃないっていうのは多分気づいていくのかなってのは、凄くねえ。特にBeanstalkとかって、言ってみればあれなんですかね、ウイザードみたいなもんでカチカチやるけれども、間違ってたら一からやり直しじゃんって思うし。

近澤: そう、そうなんですよ。

永野: で、それメンテナンスって言わないのかなっていうのかちょっと疑問だったりとか。今、Fargateとかも出てますけど。

近澤: はい。

永野: Fargateにしたって、設定項目多すぎじゃねって思うんですよね。

近澤: そうなんですよ。まぁそもそもね、やっぱコンテナ化してみたいな話から始まるので。創業期からDockerコンテナにしないので。なかなか荷が重いっていうんですよね。

永野: そう、だから、そういうところがCTOの方とかって、やっぱりこういう風に行くぞ!っていうところがある程度固まって、フルスタックでうちはそういう技術がいっぱいあるんだって方針が、明確なところはね。勿論どうぞどうぞと思うんですけど。もっと早くお客さんに対してソリューションを、バリューを、サービスとして出したいっていうふうに考えられてる方は、インフラエンジニアとかだとか、データベースのセキュリティー、脆弱性をどう解消するんだみたいなことから逃れられた方がいいのかなと。

近澤: はいそう思います。もう創業期は、とにかく早くテストして、ドンドン試すというところなので。何かインフラで何かが起きたから、どうにかしなきゃみたいなところに時間を割くべきではないと思いますね。なのでもうHeroku一択かなと、はい。

永野: いや、まぁまぁ宣伝っぽく、あまりなっちゃうと技術者の方に変に思われちゃうので、ピュアに比較して。そういうのは、いいかなと思っているんですけど。もちろんAWSでしかできなくて、Herokuにはできないこともたくさんあると思うし。はい、あともちろんGCPだとかAzureだとか、特に何かマイクロソフトさんなんかねえ、結構いろいろ開発者向けにドンドンいろんなことやられていて、Githubなんかも買収されて、あそことの連携で、Herokuも自動的にデプロイができるようになってるので。もうみんな仲良くやればいいじゃんって感じがあるんですけど。

近澤: そうですね。結構ステージかなと思ってって。なんていうか、そのスタートアップの資金調達のフェーズがあるように、インフラのフェーズがあるかなっていう気がしてて。これ弊社もそうだし、僕が前いたシンガポールの「Viki」って会社もそうだったんですけど。創業期はまずHerokuでしばらく、プロダクトマーケットフィットが見えるまでHerokuでやると。で、今安定してきて、エンジニアが増えてくると、ちゃんとなんかインフラどうしよう、みたいな、よりパフォーマンスがどうとか、そういった話になってくると、じゃそこでAWSにしようとかGCPにしようとか、クラウドサービスに移行していくと。最終的にこうサービスが成熟して、安定していくと、専用サーバを買うっていう。「Viki」がまさしくそういうインフラの遷移を辿ったんですね。

永野: うん。

近澤: で、そういう形になっていくのかなと。結局その安定してくると、じゃインフラのコストもっと抑えようとか、逆に専用サーバーにした方が安い。トラフィックも凄い条件が、上下があるわけでもなくなったりするので、専用サーバーでいけるかなみたいな、話なんですけど。インフラのステージもあると思ってて、そういうステージに合った、アプリケーションの構造っていうのが非常に大事なかなと思いますね。

永野: そうですね、私もそこは共感しますね。特にスタートアップの方達で、ある程度会社の規模が大きくなってきていたりすると、やっぱり自分で触りながらやる方と、ヤルゾ!てなるんだけれども、私が見てるパターンっていうのは、それでなかなか戻ってくるんですよね。結局自分じゃできねぇじゃんみたいな。

近澤: はい大変なんです。 永野: 特にコンテナとか、K8Sとか使って、マネジメントしようと思ったら、規模でかくなったら十人じゃきかないんじゃないのっていう。

近澤: いや、そうですね、本当に、うん。

永野: で、またそれで例えば、今はKafkaだとか、イベントドリヴンのアーキテクチャの為の、いろいろなオープンソース出てるけど、あれZookeeperとかで、Apacheでバンバンやんの?みたいなところあると思う。ここはパブリッククラウドでやるっていう時に、PaaSのポーションをある程度確保していくっていうのは、戦略的にはいいことなんじゃないかなと思うんですね。

近澤: 凄いそう思いますね。はい、まさしく。

永野: ありがとうございます。まだちょっとAutifyの話に戻りたいんです。Autifyより前は翻訳とかってやられてたってことで、私はGitLocalizeっていうの知ってるんですが。

近澤: はい、ありがとうございます。

永野: シンガポールだとか、それ以前とかで実際の大手の企業さんに雇われたりしてたんですか。

近澤: そうですね。日本では、DeNAにいまして、そこでゲームの開発とか、あとJava Scriptのオープンソースの開発とかをしてました。そのあとシンガポールに行きまして、正確に申し上げるとその前に一度日本で起業はしてるんですけれども。そこでちょっと一年位でそこをやめることになって、海外でやっぱりエンジニアとして、その職をつけて磨いていきたいという思いで。サンフランシスコに行って、そこで一カ月位就職活動したんですね。就職活動して、そのシンガポールのVikiからオファーを貰って。そうだ、サンフランシスコで就活して、シンガポールからオファーもらって、シンガポールに行くことになったんですけど。

近澤: で、そのVikiは、その直前ぐらいに楽天に買収されて、楽天の子会社としてVikiに直接入社して、でしばらくそこで働いて、そのあとにVikiの創業者が、サンフランシスコに戻って、新しいスタートアップやるってそこに声をかけられて、初期メンバーとしてサンフランシスコ移って、エンジニアとして働いてたとかですね。

永野: うん、それってDeNAさん辞められてからどのくらいの期間の話しですか。

近澤: DeNAが2010年から2012年ですね。2012年の10月までいたのか。で、そこから一年位、CTOとしてスタートアップ共同創業してて。で、一年なんで2013年で。で、2014年の4月からVikiに入ったって感じでしたね。で2年、シンガポールに行って2016年にサンフランシスコでしばらくサンフランシスコで働いて今の会社作ったんですね。

永野: かなり密度の濃い感じの。

近澤: そうですね。はいはい。多分僕キャリア10年、エンジニアとしてキャリア10年とかですけど、そんな中で多分ここまでやってる人ってほとんどいないなって思います正直。

永野: これはやっぱり、やりたいからやったって感じなんですか。それとも何か、結果としてそうなってたということですか。

近澤: なんか、やっぱり大学卒業して、CSの学部卒業して、でエンジニアとしてやってくぞみたいなタイミングで、なんでしょう、最初からこう起業したいなみたいな、あったんですよね。でなんかエンジニアとして技術をこうゴリゴリ磨くのは20代はそこに投資しようみたいなところで。最終的にそのエンジニアリング力を活かして、製品作りたいな、みたいなのがやっぱりあって。それ大きいスケールでやるには起業ってのはいいのかなみたいなのはあって。で、プラスやっぱり海外でやりたいのは凄いあって。

近澤: で、日本の会社に就職したんですけれども、やっぱり海外に行きたいなってずっとあったんで、その後起業一年で辞めたタイミングで、海外行くなら今か、みたいなところだったので。それ海外で起業みたいな、その二つのキーワードはずっと自分のキャリア中にあったので。そこから逆算してって、何していこうみたいないう形で就活とかしてたらこうなったって感じですね。

永野: やっぱりでも、自分のやりたいことってのがカチッとしたものがあって、それに向かって行ったってところあるんですかね。

近澤: そうですね。

永野: うん、なるほどなるほど。ありがとうございます。Autifyまだ創業してから、まだ一年も経ってないようなぐらいだと思うんですけれども。結構チームメンバーについても興味があるなあっていうふうに思って。今Autifyって何名の会社ですか。

近澤: ええそうですね、今メンバー9人で、エンジニアとか外部も合わせると、エンジニアだけでも10人位いるんですけれども、正社員のフルタイムのメンバーは今9人、全部でエンジニアも含めて。そろそろ10人にになるってことですか。

永野: どういう、お知り合い、昔からのとか、何かのきっかけでとか、ってどういう感じで集められたんですか。 近澤: 結構、最初の、そもそも僕ともう一人共同創業者の二人でやっていって、その共同創業者自体は、僕の友達の友達だったので、自分のネットワークっていうのも結構基本的には。やっぱそうですね、一番最初の会社でいっしょに働いていたときの後輩とか、あとはそうですね、友人の友人とかもあるし。 そうですね、ツイッターで採用してますっていったら、来てくれたりとかもいたりしますね。

永野: ソーシャルとかでも、初めて知り合ったけどっていうような形での採用もあったんですね。

近澤: ありますね。まあでも、結構何か狭い世界ですので、実際お会いしてみると、共通の知り合いがいたりとかいうのは結構ありますね、はい。

永野: 結構創業期のメンバーって、凄い重要なのかなーって想像したりするんですけど、近澤さんが採用を決める時に、なんか気にしてることとか、ここは守って欲しいなみたいなのってありますか?

近澤: なるほど。そういう話で言うと、やっぱカルチャーフィットが、特に創業期においては一番重要かなというところ。スキルで採用しないというところですかね。当然スキルは高い必要あるんですけれども、カルチャーフィットとか、コミュニケーションの部分とかが、その自分たちのなんでしょう、やり方と異なる人が来てしまった場合に、やっぱ人数が少ない分、インパクトが非常に大きいので。その採用だけで組織が崩壊しかねないというところなので。やはりなんでしょう、我々のカルチャーにフィットするかどうかってところは非常に強く見ますね。

永野: それってやっぱり、何回か起業したり、過去の経験も踏まえられて、そういう考え方に落ち着いていったんですか。

近澤: そうですね、まさしくその通りで。いろいろな失敗経験とかも踏まえて、そこが凄い大事なんじゃないかなっていう風に行き着いたところでありますね。

永野: 実は私も、TechCrunchで、ジャッジというか、そのセールスフォース賞ってのあげるよってのが決まってから、じゃあちゃんとみようとかって思って。ピッチも見させていただいたんですけど、ブースとかも見させていただいて。で、Autifyさんやっぱり凄い、よかったですね対応が。

近澤: 皆さんに言っていただいてるんですよね。非常にうれしいことに。

永野: 本当に、他のブースも、別に悪かったところという指摘をするつもりはないんですけど。ブースにいなかったりとかってところもあったし、それから対応に関しても、私結構帽子かぶって、なんかほんとにどうでもいいような人間というふりをして。結構なんか適当な感じで対応してなこの人、みたいな人もいれば。でも、ちゃんと、佐藤さんでしたっけ、ちゃんと対応していただいたりとかしてて、やっぱりチームで全然違うな色がっていうのはやっぱり思いましたね。

近澤: うれしいですね、そう言っていただけると。

永野: はい、ですから、ほんとにそこで選んだって感じなんですけど。もちろんHeroku使ってるって全然知らなかったですし、選んでるときは。大体カテゴリとして、ビジネスの成長性だとか、市場への適応性だとかっていうのはあったんですけど、やっぱりチーム作りみたいなところって、早期においては凄く重要だと思ってて。そこのところに入れさせていただいたってところもありましたね。

近澤: 大変光栄な評価です、それは。ありがとうございます。

永野: 実際製品なんか触れないですし、パワポなので、分かんないな、ってところもあったんですけど。

近澤: うん、確かに。うれしいですね。

永野: 大体時間もよさそうなので、最後にですね、今後の展望とか、これからのAutifyみたいなところについてちょっとお聞かせいただきたいんですけど。今後GAになっても、あまりユーザー数って増やしたくないみたいなところあるんですかね。

近澤: そう意味では、そうですね、凄い間口を広げているというわけでは正直なくって。Autifyはサポートが結構重要な製品なので。そこはこう、なんでしょう、ハンズオンでオンボーディングしているっていう状態なので、また間口を広げられてない。ただ今後は、広く一般的にもっともっと多くの方に使って欲しいと思ってます。

永野: なるほど。でも結構今伸びてる感じですよねユーザーさん。

近澤: そうですね。はい、ありがたいことに、ほんとにものすごい数のお問い合わせいただいてまして。しかもその国内、国外問わず、凄いたくさんいただいているので、もう何か順番にご案内するだけで精いっぱいという形なので。はい、おかげさまですね。

永野: 凄いですね、ありがとうございます。私実際に選んでから、Autifyさんってどうなのかなと思ってググったら、セールスフォースベンチャーズが投資してたという。なんだ、投資してるんだって思って、実務責任者に聞いてみたら、いやいやちゃんといいところに投資してますからっていう回答が返ってきたんで、僕の選択も間違ってなかったなと思ったんですけど。

近澤: いや、凄いすばらしい。ありがたい限りです。

永野: 実際にHerokuも、利用クレジットも提供させていただいたので、ぜひ使っていただけますというふうに思ってます。

近澤: はい、ありがとうございます。

永野: はい、いろんな製品を使いながらですね、インフラも使いながら、もっとすばらしい製品、お客さんに提供されるように、ちょっとがんばっていただきたいなと思いますので、またこういった機会設けさせていただきたいなと思いますので、今日は、どうもありがとうございました。

近澤: はい、どうもありがとうございました。

Code[ish] JP とは

ゲストを迎えてコーディング・技術・ツール・開発者の日常を探る Heroku の Podcast です。

ホスト

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永野 智

RVP, Heroku Japan & Korea, Heroku

株式会社セールスフォース・ドットコムでHeroku営業本部を統括しています

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Ryo Chikazawa

CEO, Autify

Co-founder & CEO, Autify

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